• 2018.6.8

EDにはどのような種類がある?

EDには原因別に機能性・器質性・混合性・薬剤性といった種類に分類できます。
これらが引き起こされる要因は異なっていて、機能性EDでは勃起機能は正常ですが精神的負担がそれを阻害するため、勃起した状態が維持できないEDです。
器質性EDは肉体に物理的な障害を受けたために起きるEDであり、この機能性と器質性の両方が合わさった混合性ED、更に常用している薬によって引き起こされる薬剤性EDがあります。

機能性EDは心因性と精神病性の二種類に分けられ、心因性は更に現実心因と深層心因に分類できます。
現実心因は日常生活におけるストレスや性行為時における精神的負担を受けたために起きるものであり、深層心因とは個人が幼少期に受けた暴力や性的な悪戯によるトラウマや自分の性癖などのことで、それ自身について意識できていないものです。
現実心因は専門医やパートナーに相談して自分の心の内を理解してもらうことで改善できます。
深層心因は自分が意識していないので相談することがないため改善が難しいのですが、心因性のEDになって自分がどんな精神的負担を抱えているのかその原因に心当たりがない人は、専門医に相談することで発覚できる場合があります。
精神病性とは精神病疾患によって正常な性行為ができない場合を言います。

器質性EDは加齢による血管の異常や内分泌機能の低下、脳による障害や脊椎損傷、それに手術によって神経が損傷したことによって引き起こされます。
混合性EDは病気などによって血管や神経が損傷したために器質性EDとなったために精神的なダメージを受けることによって起きるもので、薬剤性は男性ホルモンや神経に作用する薬剤を常用的に摂取しているため発症しますが、薬剤の摂取を止めると収まるEDでもあります。
EDは薬によってその症状を軽減できますが、完治させるには至りません。
ただ自分の体質を改善させたり、カウンセリングによって精神状態を安定させたりすることで軽減できるものでもあります。

器質性EDは非常に治しづらいEDです

EDの中で治療が一番困難で時間を要するのは器質性です。器質性になってしまう最大の理由は加齢であり、人間である以上、これは誰も避けられません。
人間が年齢を重ねると血管が老朽化して老廃物が血管内部に付着するので、血液の流れが悪くなります。
勃起とは陰茎の海綿体にある毛細血管の血流量が増大することで起きる現象であり、血液の流れが悪くなれば海綿体の毛細血管に流れる量も当然に減少するので、いくら性的な興奮を脳が感じていても肉体的に勃起ができなくなるのです。

他にも加齢によって内分泌機能が低下するため、男性ホルモンの供給が少なくなります。
男性ホルモンは生殖器を発達させるために極めて重要な役割を持っているので、その働きが阻害されるので勃起障害となります。
生活習慣病の人はEDになる割合がとても高いとするデータがあります。それは生活習慣病が血管に異常を来すからです。
食生活の乱れで血管に多量の脂肪が付着してしまうので血流が悪くなります。
更には運動不足によって筋力が低下するので、心臓が血液を送り出す働きにも影響を与えます。

この生活習慣病は国民病とも言われて国を挙げて改善を呼びかけていますが、実際には目に見えた効果がないのが現実です。
人間は一度手にした便利さをなかなか手放せず、飲食店やコンビニの増加で時間に関係なく店が開いていて、どこにいても食べ物が購入できる状況で生活習慣病を直すのはとても難しい問題と言えます。
医師から節制しなければ生命に関わるといった脅迫に近い言葉を突き付けられない限り、結局は自分自身で節制しなければいけないので甘えが出てしまいます。
しかし加齢以外ではこの生活習慣の乱れが大きな原因となるのですから、生活習慣病になるということはEDになることと同等となります。
性行為のためというのではなく、自分の将来のために生活習慣を改善するのはとても重要と言えます。

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